11月20日(月)、京都、西本願寺にて「伝わる伝道プロジェクト」の打ち合わせに臨みました。

コミュニケーションの中心がネット、とくにSNSに取って代わられ、日本語が大きく変容してきている現代、850年にわたり法話を通じて親鸞聖人の言葉を伝えてきた僧侶の言葉も、いまの人々の悩みに寄り添い、心に沁みわたるような創意工夫が必要です。

ご存知のとおり、ひきたよしあきは僧侶でもなければ、浄土真宗の教えを深く学んでいるわけでもありません。しかし、この10年近くはコミュニケーションに悩む人、社会の物差しからこぼれ落ちてしまう人などと過ごすことが多かった。その人たちを励ます文章と語りで過ごした10年のように思います。この間に培った「いまの人に思いを伝えるノウハウ」を多く持っています。

打ち合わせでは、外部の人間だからこそできる話をさせて頂きました。ひきたよしあきは「親鸞推し」です。親鸞聖人の人柄も言葉も大好きです。これからも親鸞さんの言葉を正しく、親しみやすく伝わるお手伝いができたらと考えています。

大阪芸大、講演、本の執筆などが目白押しで目一杯の仕事になりますが、「忙しい」とか「しんどい」で断るものではないと思っています。何かあっても、きっと阿弥陀さんが助けてくれる。

「風の時代」は、心の時代です。
みんなが笑って暮らせるように、できることはやっていきたいと思っています。